親株の育成中
写真はハウス内で育成中の親株です。幅5m長さ15mのハウスの3ウネに7品種2,800株の親株を植えている。
植えたのは去年の11月半ば。秋祭りの当番に当たったので普段より半月遅れ。親株は、出荷して残った株を掘り起こして整形したもの。幅90㎝長さ13mのウネに1千本弱植えている。7品種全てが種苗会社の承諾(許諾料を支払い)を得ている。そうでないと種苗会社から訴えられる。小菊生産にも種苗法という規制があるのです。
2月20日を過ぎると気温が上がってきて芽が伸びてくる。伸びた芽を上から8㎝折り取って(これを「穂」という)挿し穂し、約3週間かけて発根させてからほ場に定植します。お盆向けには3月15日ころ、彼岸用には4月28日ころに穂を採って、4月4日ころと5月18日ころに定植する予定です。このハウスから約8千本の穂を採取する計画です。
今回は、マニュアル第2章「挿し穂と育苗」を添付します。
第2章 挿し穂と育苗.pdf

 中央に灌水チューブ 地面が割れて芽が出ている
ベンガルタイガー
約四半世紀も前の話、2000年の正月をはさんでバングラデシュの首都ダッカに3か月滞在した。ちょうど2000年問題(プログラム上のバグで2000年になったとたん時計が狂う)のさ中だった。知人に聞くとバ国にはそんなプログラムを使った機械は無いので問題ない"No problem"とのこと。バ国が縫製業で発展する前の時代である。
知人の紹介でSunderban国立森林公園への2泊3日の遊覧船ツアーに参加した。バ国そのものが北部の一部を除いて低平地であるが、ここは原生林?やマングローブが生い茂る広大な湿地帯である。ここにベンガル虎が棲んでいて、運が良ければ見ることができるという。
船から降りてガイドの案内でマングローブ林を歩いて虎の足跡を見せてもらい、虎を見る塔にも案内してくれた。この塔に泊れば草むらの虎を見ることができるという。「虎が登ってくるのではないか」といえば、”No problem”とのこと。結局、美しい夕日を見ることはできたが、虎を見ることはできず小型船のエンジン音に眠れない夜を過ごしたことを覚えている。
写真が変色しているのはフィルム現像をダッカ市内でしたため。当時はそんなものだった。
alt   虎の観測塔
alt  虎の足跡を指さす警備員と観光ガイド
2025.01.27 09:18 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 息抜き | com.gif コメント (0)
小菊栽培マニュアルを軸に
高校を出てから50年近く、退職したので横浜から広島の無人だった生家に住むようになった。それから10年余、喜寿に近くなってきた。帰ってから始めた小菊栽培も10年余、たくさんの失敗(経験)の上に栽培マニュアルを作った。それを少しずつ公開して仲間作りをしたいと思っている。
前職は畜産の事務職、主に鶏の分野で転勤族し16年間単身赴任した。生家(家と水田とトラクター付き)に帰って、手に職がなかったのでネットで情報集めして始めたのが小菊栽培です。
最初は、県指導員が作ったマニュアルを使って始め、今は県もJAも技術指導しないので、種苗会社やネット情報に頼っている。失敗も多い。例えば、昨夏の毎日37℃には水不足とハダニ被害で散々な出荷成績になった。
稲作20アールは機械を使えば手間いらずだが、小菊20アールは4月~10月は連日忙しい。このブログも4月以降はどうなるか分からないが、時間を見つけてガンバるつもりです。
今回は、栽培マニュアルの表紙と第1章を付けておきます。

マニュアルの表紙.pdf
第1章 これから栽培する人に.pdf
資料1 小菊の価格グラフ.pdf
資料2 栽培に必要な資機材.pdf

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