ほ場の準備
4月第1週の末にお盆咲第1陣4,500本を定植する予定で準備をしています。
仮ウネに一発化成肥料を量って撒いたあと、ウネ立てマルチ張り機付きのトラクターで一気に作業します。しっかり前を向いて運転しないと、ウネが曲がって通路が狭くなったりします。約10アールの圃場に22本のウネを作りました。黒マルチは、発育が良くない品種を植える場所です。
写真は、ネットを取り付ける支柱を立てているところ。地面の下がガレキで深く打ち込めないので補助支柱も立てています。手前に袋をかけているのは、電照用の電源です。

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ほ場の高低測定
 1か月ぶりのブログ更新です。この間は主に確定申告(青申)作業をしていた。市販の農業青申ソフトを使っていて、領収書類など1年分の入出金を入力し、財務諸表を作ってe-Taxで確定申告します。青申すると65万円の所得控除があり納税額を減らすことができるので、作業は大変ですが農閑期でもあり続けています。
 さて、今日はほ場の高低を測定する方法を紹介します。
 写真遠方に赤と白の板が支柱に取付けてあり、そばに見えるビニルチューブ水準器で水平にしてあります。4枚を同じ高さに取付けられないので、2組は10㎝の高低差で取り付けてあります。
 写真手前に巻尺付き測定尺があります。巻尺は下が数値が大きくなるよう取り付けています。
 ほ場を5m目に区切って、交点に測定尺を立て、赤と白の板の上端が重なる位置で巻尺の目盛りを読み記録していきます。それを繰り返してほ場の交点を全部測定します。それをExcelに入力して等高線グラフを描けば、ほ場の高いところ、低いところが分かります。
 これを何に使うか?
 畑作で作業機を使ってウネ立てすると、端が高く中央が低い溝ができます。中央に水が溜まると根腐れを起こしやすくなり、発育も良くありません。それを解消するため、高低を調べトラクターにローダーを付けて均します。実際のやり方は、もう少し煩雑かも知れませんが、オートレベルを使わず1人で出来るのが良いところです。ただ、精度は低く、10アールが限界だと思います。

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