ウェットマーケット
1997年頃の2年間をマレー半島の先端の国に拠点を置いて、東南アジアの国を訪ねて畜産業の調査をし、短い記事を書いていた。着任早々、ホテル住まいと慣れない仕事でストレスがあったのか、パニック発作を起こしたことがある。明け方、息が吸いにくくなってきて、あえぐような呼吸になった。ベッドに座って、病院のあては無く言葉も不安、どうしたものか、しばらく途方に暮れた。幸い次第に収まってきたのでその日も仕事に行ったことを覚えている。その後、同じ発作を起こしたことは無いが、症状からパニック発作だったことは後から知った。まだ、ネット検索機能が弱く、記事も電話回線で送っていたころのことです。
写真は、マレーシアのあるウェットマーケット(野菜、魚、肉を包装せず販売)の1人の売り子さんを、野菜の色の美しさに、真上から写したものです。青い色が売り子さん。

写真は、マレーシアのあるウェットマーケット(野菜、魚、肉を包装せず販売)の1人の売り子さんを、野菜の色の美しさに、真上から写したものです。青い色が売り子さん。

ベンガルタイガー
約四半世紀も前の話、2000年の正月をはさんでバングラデシュの首都ダッカに3か月滞在した。ちょうど2000年問題(プログラム上のバグで2000年になったとたん時計が狂う)のさ中だった。知人に聞くとバ国にはそんなプログラムを使った機械は無いので問題ない"No problem"とのこと。バ国が縫製業で発展する前の時代である。
知人の紹介でSunderban国立森林公園への2泊3日の遊覧船ツアーに参加した。バ国そのものが北部の一部を除いて低平地であるが、ここは原生林?やマングローブが生い茂る広大な湿地帯である。ここにベンガル虎が棲んでいて、運が良ければ見ることができるという。
船から降りてガイドの案内でマングローブ林を歩いて虎の足跡を見せてもらい、虎を見る塔にも案内してくれた。この塔に泊れば草むらの虎を見ることができるという。「虎が登ってくるのではないか」といえば、”No problem”とのこと。結局、美しい夕日を見ることはできたが、虎を見ることはできず小型船のエンジン音に眠れない夜を過ごしたことを覚えている。
写真が変色しているのはフィルム現像をダッカ市内でしたため。当時はそんなものだった。
虎の観測塔
虎の足跡を指さす警備員と観光ガイド
知人の紹介でSunderban国立森林公園への2泊3日の遊覧船ツアーに参加した。バ国そのものが北部の一部を除いて低平地であるが、ここは原生林?やマングローブが生い茂る広大な湿地帯である。ここにベンガル虎が棲んでいて、運が良ければ見ることができるという。
船から降りてガイドの案内でマングローブ林を歩いて虎の足跡を見せてもらい、虎を見る塔にも案内してくれた。この塔に泊れば草むらの虎を見ることができるという。「虎が登ってくるのではないか」といえば、”No problem”とのこと。結局、美しい夕日を見ることはできたが、虎を見ることはできず小型船のエンジン音に眠れない夜を過ごしたことを覚えている。
写真が変色しているのはフィルム現像をダッカ市内でしたため。当時はそんなものだった。

