ベンガルタイガー
約四半世紀も前の話、2000年の正月をはさんでバングラデシュの首都ダッカに3か月滞在した。ちょうど2000年問題(プログラム上のバグで2000年になったとたん時計が狂う)のさ中だった。知人に聞くとバ国にはそんなプログラムを使った機械は無いので問題ない"No problem"とのこと。バ国が縫製業で発展する前の時代である。
知人の紹介でSunderban国立森林公園への2泊3日の遊覧船ツアーに参加した。バ国そのものが北部の一部を除いて低平地であるが、ここは原生林?やマングローブが生い茂る広大な湿地帯である。ここにベンガル虎が棲んでいて、運が良ければ見ることができるという。
船から降りてガイドの案内でマングローブ林を歩いて虎の足跡を見せてもらい、虎を見る塔にも案内してくれた。この塔に泊れば草むらの虎を見ることができるという。「虎が登ってくるのではないか」といえば、”No problem”とのこと。結局、美しい夕日を見ることはできたが、虎を見ることはできず小型船のエンジン音に眠れない夜を過ごしたことを覚えている。
写真が変色しているのはフィルム現像をダッカ市内でしたため。当時はそんなものだった。
alt   虎の観測塔
alt  虎の足跡を指さす警備員と観光ガイド
2025.01.27 09:18 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 息抜き | com.gif コメント (0)

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